江戸時代の百科事典!和漢三才図会「醤油」


こんにちは!

私、九重味淋の蔵の屋根裏で古文書を研究しています、金子といいます。蔵の中もやや湿っぽく梅雨の気配がしてきました。

これまで、このブログやフェイスブックで和漢三才図会の特に酒類に関わる内容を紹介してきましたが、もうほとんど紹介し終わりました。

今日は同じ醸造でもちょっと変わって食品の分野を紹介しましょう!

今日の題目は「醤油」について。

早速ざっと読み解いていきましょう!

「まだ搾らないものを醤(ひしお)というので、醤と醤油は別物としてもよい。

ふむふむ、醤油も最後はもろみを搾ることで液となります。搾る前のことを「醤」といい、液となったものは油の字をつけて「醤油」となるのですね。続けて、次のように記述してあります。

「よく食物の毒を制御する。ちょうど将軍が暴悪な賊を平定するようなものである。それで聖人は醤がなければ物を食べないのである」

これは面白い例えですね!醤油はしょっぱいので雑菌の繁殖をおさえる、ということが言いたいと思うのですが、将軍が悪いヤツを抑える、という言い方は江戸時代ならではの言い回しかもしれません。しかも、聖なる人(どんなひとでしょうか?)は醤油がないと物を食べない、ということは、雑菌の抑制効果を充分理解していた人がいたということなのでしょう。

製法についてもくわしい記述があります。

「大豆、精麦をかきまぜ寝かして麹(こうじ)とする。別に塩と水を煎じて沸かし、冷えるのをまって桶にいれ、豆・麦の麹を投入し毎日かきまわす。夏は七十五日、冬は百日でできあがる。これを搾って油をとる。沸かし煮立てて桶に収め一夜すると味もよくなる」

読んでの通り、基本的な製造法は現代と変わらないようです。

最後に次のように結ばれていました。

そもそも未醤や醤油はわが国の台所で一日も欠かすことのできないものである。それはあたかも中華の人が麻油(ごまあぶら)を尚ぶ(たっとぶ)のに似ている。

やはり、醤油は日本人の食生活に必要なもの、ということですね。中華の人はごま油が大事だったということもわかります。今日でも醤油を口にしない日はないのではないでしょうか!

このブログやフェイスブックでも和漢三才図会紹介のバックナンバーがありますので、探してみてくださいね!

和漢三才図会の実物は九重味淋時代館見学にてご覧になれます。HP、お電話にてご予約ください。 http://kokonoe.co.jp/meet07

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是非一度、ご覧いただけましたら幸いです。
以上、九重味淋公式ブログでした。

 

二十四節気【みりん通販なら九重味淋】

本日6月21日より始まる二十四節気は「夏至(げし)」です。

夏至とは、一年でもっとも日が長く、

夜が短いころのこと。

これから夏の盛りへと、

暑さが日に日に増していきます。

この時期の旬な魚介を紹介します。

「鮎」です。

塩焼きが夏の訪れを知らせる、鮎。

6月に鮎釣りが解禁され、

まさに夏が旬。

川によって味が違うと言われ、

きゅうりに似た独特の香りがすることから香魚とも。

骨ごと食べられるので、

カルシウムやリンを豊富にとれます。

次に旬な野菜を紹介します。

「おくら」です。

夏のネバネバ野菜は、元気のもと。

おくらにお含まれるネバネバ成分は、

免疫力を高めたり、ストレスで弱ったおなかの

調子を整えたりしてくれます。

同じネバネバ野菜の山芋と合わせて酢の物などに。

カレーの具や、バター炒めにも。

下茹でして冷蔵庫に入れておけば、

マヨネーズをつけてかじったり、

刻んで薬味にしたり手軽です。

僕は、おくら、納豆、モロヘイヤにしょうゆを

少し入れて食べるのが好きです😍

 

6月17日は雲一つない青空の下、

今年も碧南市にて社員参加の田植えを行いました!

「ジュウゴヤモチ」というお米を手植えしました。

今日植えた苗は来年春頃発売予定の

「新米本みりん」の原材料となる予定です(^o^)ノ

初めての参加の方もおり、

全員泥だらけになりながらも一つずつ植えました。

元気に美味しく育ってくれますように☆

 

九重味淋オンラインショップ

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かたろぐ味夏号発行!【みりん通販なら九重味淋】

こんにちは!

九重みりん社員1年目!佐藤です😊

 

さて、突然ですが

本日6月1日(木)は、
九重みりんが毎年5回発行しております「かたろぐ味」の夏号の発行日です!😄☀

 

 

今回のかたろぐ味夏号では、夏のお中元ギフト特集をはじめ、

夏しか食べられない!夏限定みりんスイーツ「水ようかん」や、

胡麻のめんつゆを使用した「冷や汁」のレシピなどなど

様々な商品やコンテンツをご紹介しております😋

 

 

また、かたろぐ味夏号の同封チラシとして、私佐藤が担当しております、

九重みりんのニュースフリーペーパー「ココノエ便りvol.4」も入っております…!😊

 

 

今回のココノエ便りの表面特集は「みりん粕」について!

九重みりんのみりん粕がどうやって作られているのか?写真やイラストでご紹介しております😊😊

また、裏面の「このえちゃんのチョットきになるコト」では本社で見つけた謎のタル型建築物についてもご紹介しております…!😳

 

ココノエ便りを含む、かたろぐ味をお取り寄せご希望の方は、

こちら↓のURLから、問い合わせ内容に「かたろぐ味希望」と記入して、問い合わせ確定を押してください。😄

URL : https://ssl-plus.form-mailer.jp/fms/26f4a259573

かたろぐ味は無料!かたろぐ味でしか買えない商品もございますので、ぜひチェックしてみてくださいね😆💕

 

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以上、九重味淋公式ブログでした。

今週末は、大阪タイフェスティバル【みりん通販なら九重味淋】

こんにちは!通販担当の舟橋です

今週末の20日・21日に、九重みりん昨年に引き続き大阪のタイフェスティバルに出店します。

九重みりんが、なんでタイフェスティバル?と疑問に思う方も多いと思います…
みりんとタイ料理はなかなか結びつかないですからね。

そんなイベントで九重みりんが何をやっているのかというと、「タイ好きの方に、半殺しトムヤムクンを食べてもらいたい」と参加しています!

昨年の大阪タイフェスティバルは、商品自体を試飲してもらうことがメインでしたが、今年は「半殺しトムヤムクン」を調理して、スープとして販売することになりました!

大阪近郊の方、タイ好きの方、激辛の半殺しトムヤムクンスープに興味のある方、ぜひ、お待ちしております。

当日は、私もスタッフとして参加予定です。
両会場で皆様のご来場お待ちしております!

開催地
大阪城公園、太陽の広場

開催期間
2017年5月20日(土)、21日(日)
10:00~20:00
(名古屋のタイフェスティバルももちろん出店します。こちらは6月3日・4日に栄のセントラルパーク久屋広場&エンゼル広場にて開催予定です。)

また、5月21日は碧南本社の直売店も特別営業日です。
本社の前の碧南市藤井達吉現代美術館で開催している「花森安治の仕事~デザインする手、編集長の目~」も5月21日が最終日です。
花森安治さんとは、高畑充希さん主演のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、唐沢寿明さんが 演じた花山伊佐次のモデルになった方です。
ぜひ愛知近郊の方は、こちらへどうぞ!

日本最古の味醂醸造 九重味淋【公式ブログ】
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