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こんにちは!醸造課の阿部です。
前回のレポートで紹介した「オリ下げ」
およそ1ヶ月の工程が無事終わりました😊
タンクの中はみりんのきれいな上澄みと、雑味や濁り等の原因となる滓(おり)の沈殿とに分かれています。ちょうどこのビンの中身のような状態になっているというわけですね。
さて、今回は
このきれいな上澄み部分と滓(オリ)の沈殿部分とに分ける
「上澄み引き」
という作業についてご紹介します!
写真のようにタンクの下には二つの口がついています。
滓(おり)はタンクの底に沈殿しているので、
上の口からは上澄みのみりんが、下の口からは滓が出てくるという仕組みになっているんです。
では早速分けてみましょう!
ホースを繋いで、上の口から慎重に送っていくと
写真のような透きとおったみりんが出てきます。
きれいですね!☺
底に残った滓は下の口から取り出して別の容器に移します。
オリ下げするのに炭素を使用するため、
滓は真っ黒な見た目をしています。
ここまで来るとほとんど完成です👌🏻
後は仕上げのろ過と火入れを残すのみですね。
とっても良いものができそうでたのしみです。
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