みなさんこんにちは!
ここりんの仲間たち、にんじんさんです(*^▽^*)
今日は身近にあふれる食材の効能の教えについて。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合のよう」
一般的に美人な女性を表す歌として知られていますね。
実はこの歌は、食べ物の効能を表したものなんですよ。
芍薬、牡丹、百合(百合根)は生薬と言われ、
漢方薬として使われるものです。
薬といっても、
生姜(しょうが)は生姜(しょうきょう)と読むと生薬、
山芋(やまいも)は山薬(さんやく)と読むと生薬、
小麦(こむぎ)は小麦(しょうばく)と読むと生薬、
というように生薬になると読み方が変わるだけ。
生薬はわたしたちが普段から口にしている
身近な食材なんですよ。
よって古く中国の易経に書かれているように
「養生の道は、まず飲食から」ということにつながります。
さて、冒頭の歌に戻りますが
「立てば芍薬」
これは、受付嬢、接客業など、一日中立ち仕事をしているような女性。
すなわち、筋肉がこわばったり、気疲れしている症状には芍薬を。
「座れば牡丹」
これは、一日中事務仕事で座りっぱなし、血の巡りが悪い女性。
すなわち、腹部に血が滞るような(婦人科系)症状には牡丹を。
「歩く姿は百合のよう」
これは、セールスレディ。毎日歩き回り、尚且つストレスの溜まる女性。
すなわち、精神的ストレスからくる不調には百合(百合根)を。
ということを教えています。
読み書きできない時代に
こうした食材の効能を歌にして残したといわれています。
まさに、現代女性の悩みを解消してくれる食材(生薬)ですね。
健康こそ美人の基本といった意味から
美人を現す歌として今に至るのでしょうか。
私たちが日常飲食している食材について
その優れた効能や作用を表す褒め言葉として残されているものは
他にもたくさんあります。
今回は食材の豆知識+αのお話でした。
みりん 味醂 三河みりん
本みりんの通販
日本最古の味醂醸造 九重味淋【公式ブログ】