みなさんこんにちは!
ここりんの仲間たち、にんじんさんです(*^▽^*)
にんじんさんは新聞でちょっと気がかりな記事を見つけました。
みなさんご存じですか?
「機能性食品制度」
政府は今月、食品が体にどのように良いかを国の許可なしで表示できる
「機能性表示食品制度」を4月1日から導入することを閣議決定しました。
事業者が実験データや論文などの科学的根拠とともに
消費者庁に届け出れば60日後には販売できるという制度。
「肝臓の働きを助けます」「腸の働きを健康に保ちます」
などとうたった食品が、今夏にも登場してくる模様です。
厳しい審査を経て消費者庁が許可する「特定保健用食品(トクホ)」、
基準を満たしたビタミンとミネラルに限って表示できる「栄養機能食品」、
これに続く第三の表示制度となります。
健康維持の範囲を超えて、
病気の予防・治療に有効と思わせるような表現は認められませんが、
体の特定部位への効果は表示できます。
トクホは手続きに費用と時間がかかるために、
中小事業者は活用しにくいとされてきました。
新制度は、その負担が大幅に軽減されるうえ、
栄養機能食品と違い対象が広まり、生鮮食品も含まれます。
よって、事業者にとっては嬉しい制度。
2兆円規模とされる健康食品市場の拡大につながるとして、
安部政権の成長戦略の一つに位置付けられました。
(日経新聞はじめ各種新聞に掲載されていましたよ。)
健康志向が高まる中で、効能が分かりやすく表示されることは
一見消費者にとってもありがたい制度のように思えますが
表示は事業者の自己責任に委ねられているという点が不安なところ。。
国が検証のうえ許可する制度ではないために
曖昧な根拠で効能をうたわれてしまったり、
虚偽の表示がされてしまう可能性も出てきます。
はたしてわたしたちは溢れる情報の中から、
正しい情報を見抜くことができる正しい知識を持っているのでしょうか・・
健康産業発展が目的であり、ただしリスクは本人負担!
そんなちょっと不安な制度と感じてしまいました。。
これだけ栄養機能食品があふれて、
テレビや雑誌で「○○が体にいい!」と紹介されれば
翌日店頭からその商品が消える時代。
それなのに、日本は先進国の中でも病人大国という現実。
どういうことなのでしょうか・・
新しい情報に目を向けることも大切ですが
健康で長生きできていた過去の食生活に学ぶことも
大切なのではないかなと最近強く思います。
自分たちの祖父・祖母世代がどんな食生活をしてきたのか。
きっと、季節のものを、その季節に、
昔ながらの調理法で調理し食べていたのだと思います。
新しく、美味しく、贅沢なお料理がいただけるようになった今でも
わたしたちは昔ながらの季節のお料理
(たとえばお節料理、他さまざまなお節句料理)
を食べる習慣があります。
きっと大切なことだから
昔の人が文化(食文化)として残してくれたのではないでしょうか。
「機能性食品制度」
みなさんはどのようにとらえますか?
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